オーストラリアでも人気上昇、新たなeスポーツベンチャーが立ち上がる

アクイス・エンターテインメント(Aquis Entertainment)とエグゼクティブ・スポーツ・アンド・エンターテインメント(Executive Sports and Entertainment)は、キュー・イースポーツ(QeSports)という合弁会社を立ち上げ、eスポーツ市場へ参入した。

キュー・イースポーツは今後、コミュニティとイベントの開発・コンサルタント活動やオーストラリア・ニュージーランド各地におけるスポーツスタジアム等のインフラの開発に焦点をあてていくだろうと、ウェブサイトのマムブレラ(Mumbrella)が報じている。

ニールセン・eスポーツ・プレイブック(Nielsen Esports Playbook)の調査によると、オーストラリア国内におけるeスポーツ視聴者はこの過去5年間で倍増している。オーストラリアには現在、1100万人のプレイヤー、320万人のeスポーツ視聴者がいるとされ、eスポーツに対する認知度は46%と高い数値を誇る。

「アクイス・エンターテインメントのビジョンは、オーストラリアに次世代のエンターテイメントを提供することであり、eスポーツ市場へ参入は当社のビジョンに非常に合致しています。オーストラリアの人々は元来、スポーツに対する情熱にあふれています。その情熱がeスポーツにも注がれはじめています。また、オーストラリアのeスポーツのコア層の3分の2は18~34歳といわれています。当社はこのセグメントに強みをもち、かつエンターテインメント市場での経験も豊富ですので、eスポーツ市場においても優位な立場にあると考えられます。」とアクイス・エンターテインメント CEOのジェシカ・メラー氏(Jessica Mellor)は述べた。

アクイス・エンターテインメントは、カジノ・キャンベラ(Casino Canberra)を運営していることでも知られている。(AGB)