野党、再びIR法案可決を防止

野党による再三にわたる反対勢力が現在、今週の衆議院でのIR実施法案の可決を、防止することになると見られている。

大阪の日本維新の党等の連立与党および保守連合が内閣委員会の議長を解任させる決議案を否決一方、野党の第二次攻撃(石井啓一国土交通大臣に対する不信任決議案)が始まった。

現状の考えられるシナリオであるが、6月15日金曜日、連立与党は石井大臣に対する不信任決議案を否決し、内閣委員会を通じてIR法案を可決させる一方で、衆議院総会を通じての早期のIR法案可決を控えるというものである。

任意の強制的で早急な決定は他の役人の不信任決議という結果につながるだけだとする懸念が挙がっている。

石井氏に対する不信任決議案にあたっての理由とは、「国民の理解が全く進んでいないカジノ法案を強引に押し通そうとしており、閣僚としての資質を疑わざるを得ない」、というものである。

石井氏は公明党の連立与党のメンバーであり、IR実施法案に関する質疑応答を担当している。(AGB Nippon)