マカオ、世界一裕福な地域へと前進

ブルームバーグ(Bloomberg)は国際通貨基金(IMF)が示したデータを引用し、マカオが2020年までにカタールを追い抜き、世界で最も富んだ地域として躍り出ようとしていると報じている。

2020年までに、マカオにおける一人当たりの国内総生産はおよそ14万3116ドル(約1600万円)に達する一方、同時期におけるカタールの国内総生産(GDP)は13万9151ドル(約1500万円)にとどまる見通しである。

IMFのデータによれば、マカオにおける国内総生産(GDP)は、2001年に一人あたり3万4500ドル(約380万円)であったことから、これまでに実に3倍以上に成長したことになる。

2020年以降、これら2つの地域の差は広がり、マカオの一人当たりの国内総生産(GDP)は2023年までに17万2681ドル(約1900万円)に達する見通しであると、ブルームバーグ(Bloomberg)は伝えている。

マカオの繁栄はカジノ産業によって推進されており、ギャンブルによる収益は2017年に330億ドル(約3兆6600億円)を超え、19.2%の伸びを示している。(AGB)