ブルームベリーがクルーズ港の建設へ

ブルームベリー・リゾーツ(Bloomberry Resorts)は2019年第3四半期にパラニャーケ市(Parañaque City)にて3億080万米ドル(約345億円)のクルーズ港を建設する予定を立てていると会長兼最高経営責任者のエンリケ・K・ラソン氏(Enrique K. Razon)が定時株主総会で話したことが現地メディアによって報道された。

ラゾン氏は、ブルームベリーが「ソレアソレア・クルーズ・センター(Solaire Cruise Center)」というマスタープランを完成したとメディアに語り「第一段階の建設を第3四半期に開始する準備が進み、2021年に完了する予定」と述べた。 この計画はフィリピンを中心としたクルーズ業界の開発を目指しているものである。

構想されている施設には海上設備やターミナル、母港、寄航港の機能が予定されているほかに、レストラン、販売店、エンターテインメントとマリンスポーツ施設、遊歩道やプラザが含まれることになっている。

また、ラゾン氏はケソン市(Quezon City)にある二つ目となる統合型リゾート「ソレア・メトロ・ノース(Solaire Metro North)」の建設に着工する見込みについて話したが、まだ最終予算を決定していないという。(AGB)