神戸空港の国際化が検討される

関西地方3空港の1つである神戸空港の規制緩和をめぐる議論が進み、2025年に夢洲で開催される国際博覧会に向けて関西国際空港への負担を軽減するために神戸空港の国際線就航が検討されている。

2018年9月に台風で関西空港が完全に閉鎖され、数週間にわたり運航便数も減ったことにより、関西地方の空港のどっちかを国際線を就航する必要性が明らかになった。

しかし、国際空港の水準に達するには神戸空港ターミナルやそのほかの設備の相当な強化が条件となる。

関西へのアクセス強化といえば、兵庫県の井戸敏三知事は2月の県議会本会議で神戸と夢洲を結ぶ海上航路という、久元喜造市長が提案した構想を賛成する姿勢を示した。

関西地方のもう一つの空港である伊丹空港は、騒音問題の解決が難しいため国際化の見込みが薄い。(AGB Nippon)