インペリアル・パシフィック、名誉棄損でブルームバーグを告訴

マリアナズ・バラエティ(Marianas Variety)の報道によると、ブルームバーグとその2人のレポーターがインペリアル・パシフィック・インターナショナル(Imperial Pacific International)によって香港の裁判所で訴追されたという。

香港高等裁判所原訟廷(The High Court of Hong Kong SAR’s Court of First Instance)は裁判の第1被告となったブルームバーグに対して召喚状を出した。

ブルームバーグのレポーターであるマシュー・キャンベル氏(Matthew Campbell) とK. オアン・ハ氏(K. Oanh Ha) が、それぞれ、第2、第3被告人となった。

マリアナス・バラエティの質問に対し、インペリアル・パシフィックは、「香港での進行中の名誉棄損の訴訟について、裁判の当事者たちに関するコメントは差し控える」と話しているという。

今年初め、インペリアル・パシフィックは「A Chinese Casino Has Conquered a Piece of America(中国カジノ、米国の一部を侵略)」というタイトルのレポートでの主張について、ブルームバーグに対する名誉棄損での告訴の準備を進めていると話していた。

また、ブルームバーグは今年初め、インペリアル・パシフィックのオフィスでのFBIの強制捜査について報告していたが、インペリアル・パシフィック側はこれを否認している。(AGB)