インペリアル・パシフィック、滞納をめぐり4000万円の罰金

北マリアナ諸島の現地メディアによると、インペリアル・パシフィック・インターナショナル(Imperial Pacific International)は年間更新料の滞納をめぐり、37万5000米ドル(約4000万円)の罰金が課された。

米連邦カジノ委員会(Commonwealth Casino Commission)エドワード・デレオン・ゲレロ常務(Edward Deleon Guerrero)は、同委員会は滞納の日数一日につき、2万5000米ドル(約265万円)の罰金を設けるとサイパントリビューン紙に述べたことが分かった。インペリアル・パシフィックは15日遅れて年間更新料を支払った。

インペリアル・パシフィックは北マリアナ諸島にあるサイパンでカジノを運営する独占権を持っているが、リゾートの建設は様々な遅れや問題に直面してきている。

ゲレロ常務は、滞納の罰金を設けるには委員会の全面的な合意が必要と述べ、「9月の定例会議に紹介する必要があり、規定を進めるには合意を得なければならない…しかし、委員会は規定を承諾し、違反の問題だと承知している」と述べた。(AGB)