ウィン・リゾーツ、スティーブ・ウィンの立入禁止を提案

ウィン・リゾーツ(Wynn Resorts)の創業者であるスティーブ・ウィン氏(Steve Wynn)に対する立入禁止提案が通れば、ウィン氏は彼自身が手掛けたリゾートに二度と足を踏み入れることがないかもしれない。

マサチューセッツ州ゲーミングコミッション(Massachusetts Gaming Commission)への報告では、ウィン・リゾーツは傘下の全リゾートからスティーブ・ウィン氏の立入禁止を提案した。

このイニシアティブは今年の夏にオープンを控えているアンコール・ボストン・ハーバー(Encore Boston Harbor)IRのライセンス認可を維持するためと、性的違法行為疑惑の渦中にいる創業者と更なる距離を置くためである可能性が高い。

また、ウィンは経営陣とスティーブ・ウィン氏との社交的な接触を禁止することと、ウィン氏と遭遇しても州の規制機関に報告する方針も提案した。

提案されている立入禁止は、ウィン・マカオ(Wynn Macau)などの子会社にも適応される見込み。(AGB Nippon)