ウィン・リゾーツ、第一四半期は収益減、ウィン・パレスは業績良好

ウィン・リゾーツ(Wynn Resorts)がマカオのコタイ・ストリップで経営するウィン・パレス(Wynn Palace)が好成績を残しながら、第一四半期の総収益は減少した。

ウィン・パレスに限っては、総収益は72700万ドル(約800億円)で前年同期比9.1%増。VIP顧客とマス顧客ののテーブルゲーム売上増によりカジノ収益が上がった。

しかし、同市場のもう一つの施設であるウィン・マカオの運営収益はカジノ収益減により15.3%減。同社のラスベガスの施設は運営収益7.1%減。

同社は現在、マサチューセッツ州でアンコール・ボストン・ハーバー(Encore Boston Harbor)の建設を始めている。

この開発プロジェクトの予算は、ゲーミングライセンス費用、建設費、資本化された利子、オープン前経費や地価などを含めて、約26億ドル(約2858億円)になる。2019年中旬のオープンを目指している。(AGB)