エバン・ウィンクラー、メルコ社長に任命される

メルコリゾーツ&エンターテインメント(Melco Resorts and Entertainment)は9月4日に、新しく作られた社長の職にエバン・ウィンクラー氏(Even Winkler)を任命した。

同社のプレスリリースによると、ウィンクラー氏はメルコの日常の業務を監督し、メルコ会長兼最高経営責任者のローレンス・ホー氏(Lawrence Ho)に直属する。メルコのオペレーション部門はウィンクラー氏に直属する。

ウィンクラー氏は現在メルコの取締役員であり、その役目を務め続けることになっている。

メルコでの役目に加え、ウィンクラー氏は親会社であるメルコ・インターナショナル・デベロップメント(Melco International Development)の社長兼専務取締役も務めている。

ホー氏は「ここ数年、メルコは驚くような変化を成し遂げた。グローバル発展、モーフィアス(Morpheus)の開業、ゲーミングを超えたアトラクションを今まで以上に増やし、非常に頼もしいチームの形成などが変革をもたらしている」と述べ、「今後も、この実績のあるチームがメルコに実にすぐれた成長を届けることに揺らがない信頼を置いている」と更に続けた。

ウィンクラー氏もコメントを残し、「3年前に、私はホー氏のビジョンをサポートし世に届けるためにメルコに入社し、今はメルコでもっと幅の広い役目を務めることが出来てとても興奮している。お客様に特別で世界最高基準のリゾート体験を提供する世界有数の経営陣で働けることを光栄に思っている。これから世界中にいる2万以上のメルコ社員とコラボレーションをすることにより会長のビジョンを実行し、世界最高基準リゾートのポートフォリオを豊にし、従業員に様々な機会をもたらし、メルコが事業を行っている自治体や地域経済をサポートし続けることを楽しみにしている」と述べた。(AGB)