カンボジアのカジノ市場成長がゲンティン・マレーシアを脅かす

JPモルガンのアナリストによると、急成長を示しているカンボジアのカジノ市場と観光産業がゲンティン・マレーシアの大きな競合相手になる可能性がある。

同アナリストは、今年中にもカンボジアが東南アジア第3のゲーミング市場としてマレーシアを追い越すと予想している。

「地域市場の成長と共に、ゲンティン・マレーシアのプロモーション用予算の削減による訪問者数の減少を理由に、この変化が加速すると思います」

カンボジアでは中国からの訪問者数が過去2年で33%以上増加している。

また、カンボジアのカジノはマレーシアより低い税率の恩恵を受けており、オンラインゲーミングの管理も緩い。

JPモルガンの資料には最後に次のコメントを残した、「カンボジア・シアヌークビルのゲーミング市場は急激に成長しており、『一帯一路』戦略が牽引する投資により中国人訪問者数と消費が増加している。施設の質が上がっていくにつれ、ゲンティン・マレーシアの脅威となり得ます。」(AGB)