ギャラクシー、日本人学生向けIR産業教育プログラム開始

ギャラクシー・エンターテインメントは2020年代半ばの新産業発展に向け東洋大学(東京都文京区)とパートナーシップを組み、IR管理について日本の学生を教育する「ギャラクシー日本-マカオ統合型リゾート・マネジメント・メンターシップ試験的制度」を月曜日に発表した。

発表の一部には「このメンターシップ制度は、世界で最も成功を収めているIRであるギャラクシー・マカオがどのように開発・運営されているかを知ることで、日本における将来のIR産業のリーダーの育成を目指しています」とあった。

双方にとっても利益が出ることが期待されており、さらに「ギャラクシーの持つIR運営の知識や経験と、日本の伝統的なサービス哲学といえる『おもてなし』の精神が、この制度によって相互に交換されることは、マカオのIR産業をより良いものにすることにも繋がる」とのこと。

ギャラクシーの副会長フランシス・ルイ氏は(Francis Lui)、「GEG基金とマカオ大学と一緒に、持続可能で責任あるIR開発の哲学を、日本の将来のIR産業を支えるリーダーとなることを期待されている若い世代の人々と共有できることは非常に喜ばしいことです。私たちは次世代の成長を支援し、将来のキャリアのために最良の機会を提供したいと思っています。マカオおよびギャラクシーがどのようにしてIRを成功させたか、そのビジョンや経験を共有することで、日本のIR導入に貢献したいと考えています。」と述べている。

ギャラクシーの取り組みはカジノフロアに焦点を当てていないという意味では日本カジノスクールや日本カジノ学院などの教育機関と異なっており、むしろ若者相手にカジノフロア以外の側面も含めたIR管理についてより幅広く教えることを目的としている。(AGB Nippon)