クレアベスト、投資用の約753億円を用意済み

2018年第3四半期の財務報告によると、日本の地域市場でのIRライセンスを求めているカナダのクレアベスト・グループ(Clairvest Group)は財務資金や与信枠などの将来の買収に利用可能な約8億8280万カナダドル(約753億円)の資本を有しているとのこと。

2018年第3四半期の純利益は1340万カナダドル(約11億4000万円)だった。

クレアベストはここ最近の数カ月の間に2つの大きな行動に出ており、どちらもポジションの売却がからんでいる。まずは2018年7月にセンタール・ゲーミング(Centaur Gaming)への権利を売却し、さらには今月初めにイリノイ州デスプレーンズ市のリバーズ・カジノ(Rivers Casino)から脱退した。

クレアベストの最高経営責任者であるケン・ロットマン氏(Ken Rotman)は「これらの2つの脱退により、クレアベストの換価と実質的な儲けから来る業績は投資資本の3.6倍に届くという驚きのリターン特性を叩き出した。これはドメインに焦点を絞った戦略、知識をもとにした投資に対するアプローチ、またパートナー企業とチームの専門知識の力が有する証である。」と語っている。(AGB Nippon)