ゲンティン、笠崎七生氏が最高経営責任者へ昇進

ゲンティン・シンガポール(Genting Singapore)は、5月31日より笠崎七生氏を最高経営責任者に昇進させたことを発表した。これは同社にとって日本でのIRライセンス取得の優先順位が高くなったことを意味するかもしれない。

笠崎氏は2008年にゲンティンに入社し、コーポレート・プランニングやコーポレート・ファイナンス関連の役目を果たしてきた。また、同氏はゲンティン・インターナショナル・ジャパン(Genting International Japan)の代表取締役を10年以上勤めている。

最高経営責任者として、笠崎氏は「グループの投資計画、合併と買収、新規事業機会の戦略的な開発に向けて社長と最高執行責任者を補佐する、またはグループの本社機能を監督する」ことが任命となっている。

ゲンティン・シンガポール(Genting Singapore)の会長兼最高経営責任者のリム・コック・タイ氏(Lim Kok Thay)は4月の株主総会では、日本の主要都市市場と地方市場を見据えた複数の入札を行うと発表した。(AGB Nippon)