ドゥテルテ大統領、カジノ展開への扉を閉める

フィリピン大統領のロドリゴ・ドュテルテは本国でのゲーム産業の再展開はないと述べ、現在進行中の投資計画に対する不安が残る形になった。

先週水曜日の演説で、強硬派として知られる大統領は任期中に新規のカジノが建設されることはないと述べた。 ドュテルテ大統領は、パラニャーケ市(Parañaque City)にて家族向けの統合リゾートを計画していた香港に上場しているランディング・インターナショナル・デベロップメント(Landing International Development)の地域パートナーであるナヨン・フィリピノ(Nayong Pilipino = NPF)の全経営陣を更迭した翌日にこの宣言を行った。

「私はギャンブルが大嫌いだ。私はいらない」とドュテルテ大統領は慎重に言葉を選ぶことなく言い放った。「今あるカジノ以外は存在させない。私は何も与えない」。

NPFに関して、大統領スポークスマンのハリー・ローケ氏(Harry Roque)によると、大統領は法務大臣のメナルド・ゲヴァラ氏(Menardo Guevarra)に対し、提案中のナヨン・ランディング・リゾート(NayonLanding resort)向けのリース契約を見直すよう指示した。大統領は以前、同計画は国家にとってひどく不利なものになる明言している。

金曜日にはフィリピン・ゲーミング&アミューズメント管理公社(Philippine Gaming and Amusement Corporation =パグコア)も議論に加わり、大統領の姿勢を明示的に支持した。

パグコアは、暫定ライセンスは有効なリース契約を保持する必要があることも含むすべての法的要件を満たす必要があると指摘した。 (AGB)