ベトナム初の国民入場可能カジノが開業

先週土曜日、ベトナム南部のフーコック島(Phu Quoc)に初めてベトナム人が入場出来るカジノが開業した。コロナ・カジノ(Corona Casino)は2017年5月に独占的経営権を結んだオランダのアップフィニティ・ゲーミング・マネジメント社(Uppfinity Gaming Management)が管理している。

同カジノはコロナ統合型リゾートの一環であり、他にもラディソン・ブルー・ホテル(Radisson Blue Hotel)、ヴィン・オアシス・ホテル(Vin Oasis Hotel)、サファリパーク、遊園地、展示会場、映画館、そしてショッピング施設などが含まれている。

カジノ施設はスティールマン・パートナーズ(Steelman Partners)が設計している。ゲーミング面積は1万7000平方メートルで、100台のテーブルゲームと1000台のゲーミング機械が設置され、その他にも3軒のレストランと2軒のラウンジバーも施設内にある。

ベトナム政府は2017年に可決した3年間の試験的計画で、プーホック島および同国北部での2つのリゾートで自国民がカジノに入場しギャンブルすることを可能にした。外国人旅行者に頼っていたセクターにベトナム人の客層が加わることきにより、海外からの投資を推進する狙いがある。同計画が期限内に成果をみせれば他のリゾートなどにも広がることが予想される。(AGB)