マレーシア警察、ギャンブル・娯楽施設の出入り禁止へ

マレーシア警察本部長のアブドゥル・ハミッド・バドル氏(Abdul Hamid Bador)は警察汚職防止のため警察官にギャンブル・娯楽施設の出入りを禁止したと現地メディアが報道した。

シナール・ハリアン紙(Sinar Harian)に応じたハミッド氏は、娯楽施設が警察官におまけという形の賄賂を与えていることに対する措置であり、「この類の娯楽施設で誕生日会をただ開く警察官がいる。これ汚職の一例である」と述べた。

ハミッド氏によると、警察庁のコンプライアンス部(Integrity and Standard Compliance Department)が警察官を監視し、反則者に懲戒処分を科すと言い「娯楽施設に出入りしたという証拠があれば民間人と同じように尿検査・血液検査を受けてもらう」と語った。

また、ハミッド氏は警察官に麻薬、ギャンブル、娯楽施設の関係者との縁を切るように促している。(AGB)