ムーレン氏:日本が最も投資収益のいいゲーミング機会

MGMリゾーツ・インターナショナル(MGM Resorts International)の会長兼最高経営責任者のジム・ムーレン氏(Jim Murren)は、入場料や高いゲーミング税などの可能性があるにもかかわらず日本が世界で最も投資収益のいいゲーミング機会であると考えている。

ムーレン氏はバーンスタイン・リサーチ(Bernstein Research)の2019年ストラテジック・デシジョン・カンファレンス(2019 Strategic Decision Conference)にて同社のアナリストとの談話で語っていた。

3つの自治体がゲーミングライセンスを付与されることになっているが、IR誘致を目指すことを正式に発表している主要都市市場は大阪のみである。大阪は2025年国際博覧会の開催までに一つ目のIRが開業することを目指しているようだ。

MGMは大阪のIR事業コンセプト募集に応募した7社のIR事業者の1社である。コンセプト案の提出の締め切りが8月となっている。

IR入札に関しては、ムーレン氏は「日本が人生に一度の機会」であり、関西の人口構成と交通インフラがカジノIRに最も適していると述べた。

また、同氏が予想するには、税金を調整した基準で大阪がシンガポールのゲーミング市場全体と似たような収益レベルに達するポテンシャルを秘めていると述べた。(AGB)