中国の社会信用システム、渡航を規制

中国は、新しく導入された社会信用システムの評価が低い大勢の市民の渡航を規制していると報道があった。

2020年には完成となるシステムは、行動や振る舞いに基づいて13億の国民に評価を与える。ボランティア活動などの善行で評価は上がり、交通違反や禁煙区域での喫煙などの行為で評価は下がる。

報道によれば、航空券や乗車券の購買を規制されている中国人はすでに100万人台に上っているという。

社会信用が低いとされる人は「行動範囲が規制され、移動が困難となる。法に触れたものは信用を失い、大きな代償を払うことになる」と中国政府の計画内容がインデペンデント紙(The Independent)に報道されていた。

中国政府は、国民のギャンブルを阻止する又は中国を重点地域とするオンライン・ギャンブル企業を取り締まるためにこのシステムを利用すると睨むゲーミング業界の専門家は少なくともいる。(AGB)