北海道依存症対策推進会議、全国に先駆け初会合開催

北海道は3月28日、道の「ギャンブル等依存症対策推進会議」の初会合を同庁で開催、構成機関の代表者らと道内のギャンブル依存症の実態把握の方法などを話し合った。全6回の会議を通じて「北海道ギャンブル等依存症対策推進計画(仮称)」を策定する計画。

同推進会議は、政府が定めたギャンブル等依存症対策基本法(2018年7月成立)に基づき、道における総合的なギャンブル等依存症対策の推進を図るために3月1日に設置されたもので、保険・医療・福祉関係、大学・研究、警察、教育などの機関、当事者団体・回復施設、関係事業者、相談支援機関、その他道保健福祉部長が適当と認める機関・団体によって構成されている。構成26機関には北海道警察本部、札幌方面遊技事業協同組合が含まれている。

IR誘致の検討を進めてきた北海道は全国に先駆けて推進会議を開催し、道としての推進計画策定に取り組む。今後、他の都府県でも同様の推進会議が設立、開催されることになる。(Amusement Japan)