大阪が夢洲の環境影響評価を早める

2025年の世界博覧会前に大阪IRを開設するためには夢洲の環境影響評価の認定をスムーズに取得することが不可欠であり、大阪府と市は異例となる影響評価の進行を早める処置を取る。

具体的にはIR事業者が選ばれる前に、大阪側が独自の環境影響評価を開始することを決定した。

約7200万円の費用がかかると予想されるこの調査は、通常の手順では土地の開発を申請している民間企業から委託される。 ただし、全体のプロセスを高速化するために、大阪は評価の費用をまずは支払い、パートナーとなるIR事業者の選定後にIR事業者に請求する。

地元の環境グループである「ネイチャーおおさか」が提起した特定の懸念は、絶滅危機の「コアジサシ」と呼ばれる海鳥が、夢洲を繁殖地として使用している可能性がある。(AGB Nippon)