大阪市議会、夢洲IR環境影響評価の予算を可決

大阪市議会は9日、期待の夢洲IRの環境影評価を行うための補正予算案を可決した。環境評価の調査費用900万が割り当てられる。

共同で環境評価を実施する大阪府議会も月内に同じような経費を盛り込んだ補正予算案を提出すると見込まれる。

8月に、予想外な展開に大阪府・市はIR事業者が選ばれる前に、大阪側が独自の環境影響評価を開始することを決定した。通常ではIR事業者が後で行い、経費を負担するものである。ただし、全体のプロセスを高速化するために、大阪は評価の費用をまずは支払い、パートナーとなるIR事業者の選定後にIR事業者に請求する。

地元の環境グループである「ネイチャーおおさか」が提起した特定の懸念は、絶滅危機の「コアジサシ」と呼ばれる海鳥が、夢洲を繁殖地として使用している可能性がある。(AGB Nippon)