宮城知事 IR入札断念

岩沼市でのIR入札の可能性はもはや皆無だということが最近明らかになっている。宮城の村井嘉浩知事はこの件に関しては断念していることを明白にしており、同様の意見を持つ岩沼の菊地啓夫市長は他の挑戦者が現れない中、日曜日に新たに4年の任期に再選された。

6月4日の定例記者会見にて村井知事は宮城県は地域の人口が少ないことと訪れる外国人観光客が不足しているという理由からIRの収益は見込めないという意見を述べた。

宮城県は2011年の津波で最も被害を受けた東北の都道府県の一つであり、沿岸部の多くはまだ復興が続いている。

岩沼市議会はこの措置が災害に見舞われた地域社会の活性化の助けになることを期待して昨年6月IR入札の実現可能性調査を開始する決議案を可決したが、その取り組みは政治的な牽引力を得るまでには至らなかった。(AGB Nippon)