常滑市の展示場、8月開所とeスポーツ大会を開催へ

愛知県は、常滑市の中部国際空港が位置する空港島に新らたな展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」が8月30日に開所すると発表した。記念すべき初イベントは2日間にわたる大規模eスポーツ・トーナメントになる。

愛知県知事の大村秀章氏は「展示場を世界に発信するためにも、桁違いの規模の大会にしたい」と語った。

2017年9月に建設が始まったアイチ・スカイ・エキスポの面積は6万平方メートルで、常滑市がIR入札案を前進させた場合はIRの中心的機能を果たす役割が期待される。約350億円の建設費用がかかり、開所すれば日本で4番目の大きさの展示場となる。

空港島では展示場と同じエンターテインメント複合商業施設の一部である「フライト・オブ・ドリームズ」が昨年10月に開業した。主なアトラクションは、愛知県に寄付されたボーイング787ジェットの試験機で、周辺にはフライトシミュレーターを含む、航空事業のさまざまな側面を説明する9つの展示がある。また、ワシントン州シアトル市をテーマにした15店舗の飲食店が並ぶ「シアトル・テラス」も含まれている。(AGB Nippon)