日本のGCM、インペリアル・パシフィックに550億円の投資に合意

株式会社GCMは、サイパン島に建設されるインペリアル・パシフィック(Imperial Pacific)IRに5億米ドル(約550億円)を投資することに合意したと同社が発表した。

香港証券取引所への報告によると、第一分割の1億米ドル(約110億円)が5月15日に支払われたとのこと。その他の詳細はなかった。

また、5月14日の火曜日に北マリアナ諸島自治連邦区のロッテリー委員会(Marianas Lottery Commission)がインペリアル・パシフィックからマッピーで2000客室のリゾート建設のために投資家をさらに呼び寄せる2件の要求を承認した。

現地メディアによると、インペリアル・パシフィックは親会社を通して支配株主持ち分の下限を51%から10%に引き下げる許可をロッテリー委員会に求めたという。

委員会会長のマーク・ラバウリマン氏(Mark Rabauliman)が語るには、これによりインペリアル・パシフィックが投資家の関心を寄せることが楽になり、他のパートナーと国際的ホテルブランドを開発プロジェクトに参加させることがインペリアル・パシフィックの計画であるという。また、同氏は「投資が多様化し、拡大することが望ましい。最終的には、この成長しつつある事業をサポートするのが我々の仕事だ」と述べた。

インペリアル・パシフィックのマーク・ブラウン会長(Mark Brown)は「数週間前に200人の投資家を招待したイベントを開催した。近いうちにもまた100人ぐらいを招待する」と同氏が投資家から強い関心を寄せられている様子について語った。(AGB)