横浜と大阪でカジノ反対シンポジウム

カジノ合法化を反対するグループが14日、横浜・大阪それぞれでシンポジウムを開いた。

横浜のシンポジウムは、数百人で満席になった「かながわ県民センター」で開かれた。前参院議員の糸数慶子氏が基調講演を行い、沖縄での経験に触れ「『これから運動しても無駄』と思っている人がいるかもしれないが、動けば物事は変わる」と述べた。

また、糸数氏は「アベノミクスがうまくいかなくなり、カジノで経済振興を図るというのが政府の動きだが、カジノで経済が活性化するのか」と述べた。

横浜のシンポジウムに様々な政党の議員が参加した。

一方では、同じ日に大阪の豊中市で約130人が「大阪カジノに反対する市民の会」発足1周年を記念する集会に参加した。

大阪弁護士会消費者保護委員会の弁護士が講演をし、主な内容は政府のギャンブル対策が不十分であることを主張している。(AGB Nippon)