長崎県で反カジノ団体が設立

長崎県佐世保市のハウステンボス地域へのIR招致を反対する市民団体が24日、設立集会を行った。約80人が参加した「ストップ・カジノ!県民ネットワーク」の集会では、地元の弁護士や医療関係者らがカジノによる地域社会への悪影響を説明した。

集会では長崎県の中村法道知事宛てに「IR誘致で経済浮揚、観光振興を図ると言っていますが、博打が県の経済政策なのでしょうか」とIR招致の中止を求める内容の文章を提出することが決定された。

2018年1月に長崎新聞が行った世論調査では、ハウステンボスをIRにすることついて回答者の46.6%が賛成、38.2%が反対した。今でもIR招致の賛成派が反対はを上回る唯一の国内新聞調査である。そのため、データ量は少ない中でも長崎県ではIRの反対派は他の地域よりは比較的少ないと考えられている。(AGB Nippon)