韓国のカジノ・オペレーター、2019年の業績まちまち

2019年の第1四半期における韓国のカジノオペレーターの業績がまちまちであり、カンウォンランド(Kangwon Land)が13.3%の純利益を報告したものの、グランド・コリア・レジャー(Grand Korea Leisure)などは純利益が半減したことを報告した。

韓国で唯一韓国籍者が入場できるカジノだと知られているカンウォンランドは、ゲーミング収益が微かに低下したにもかかわらず利益増を成し遂げた。四半期における利益が1020億ウォン(約94億円)に達した。しかし、販売が0.3%減の3775億ウォン(約348億円)となり、マス向けゲーミング事業も微かな低下を報告したがVIP事業の販売に埋め合わせされたという。

その一方でグランド・コリア・レジャーの第1四半期における販売が僅か10.5%減少したにもかかわらず、純利益が51.3%減の85億ウォン(約7億8500万円)まで急落した。

両社は四半期の業績に対するコメントを述べなかった。(AGB)