EY、横浜IRのコンサルティング契約獲得

EY新日本有限責任監査法人は「総IR(統合型リゾート)等新たな戦略的都市づくり検討調査業務委託」と題されたプロジェクトにおいて横浜市とさらなるコンサルティング契約を獲得した。

主な仕事は市場調査を行い、その結果を2019年3月22日までに市政府に報告するというもの。

EYは現在、大規模な和歌山県と愛知県のIR関連のコンサルティング事業を行っている。

EYの500万円の落札価格はPwCコンサルティング合同会社の競争入札額750万円に打ち勝ち、有限責任監査法人トーマツはこの契約への入札を辞退している。

横浜がIRを主催する可能性について民間部門の調査を求めたのはこれで4回目。第一回目の2015年3月に調査書は日本経済研究所が実施。2016年3月の第二回目の調査はトーマツが、さらに三回目の2017年3月にはEYが行った。このような監査会社はこれまでにも日本のIRコンサルティングにおいて中心的役割を担ってきている。(AGB Nippon)