MGMムーレン氏:2025年国際博覧会までに大阪IRオープン可能

MGMリゾーツ会長兼最高経営責任者のジム・ムーレン氏(Jim Murren)は、2025年国際博覧会までに大阪・夢洲IRをオープンするのにまだ十分時間が残っているとジャパン・タイムズ紙に話した。おおよそ2800万人が訪れると考えられる国際博覧会に間に合えば、隣に位置するIRもその恩恵をうけるでしょう。

ムーレン氏は「建築家、都市計画者、ゼネコンの能力に疑問はない。2025年3月オープンに間に合うには認可プロセスが最も大きな問題だ」と述べた。

この意欲的なタイムラインが最終的には不可能なものであると考えるアナリストが増える一方だ。

2019年3月に、MGMリゾーツはオリックス株式会社とパートナーシップを2018年の後半に結んだことが公表された。現時点では、MGMはコンソーシアム・パートナーの名を挙げた唯一のIR事業者である。

大阪においては、MGMの競争者となるのがおそらくサンズ(Sands)、メルコ(Melco)、ギャラクシー(Galaxy)、ゲンティン(Genting)、ウィン(Wynn)、シーザーズ(Caesars)であると考えられる。(AGB Nippon)