SJMゲーミング売上が減少、リスボア・パレスのオープンが先送りへ

SJMホールディングスは凶報に接し、2019年1月~6月期におけるゲーミング売上がわずかに減少したことにより、コタイにあるグランド・リスボア・パレス(Grand Lisboa Palace)の完成予定が再び先送りとなった。

SJMによるとグランド・リスボア・パレスの新しいオープン予定日が2020年3月になっているが、その日程がまた先送りになると考える者が多いようである。

マカオのIR事業者のうち、コタイストリップに施設を持ってないのはSJMだけであり、グランド・リスボア・パレスがオープンするまでライバル事業者に市場シェアを奪われることが予想される。

50億米ドル(約5430億円)規模のリゾートのグランド・リスボア・パレス・ホテル、パラッツォ・ヴェルサーチ・マカオ(Palazzo Versace Macau)、カール・ラガーフェルド・ホテル(Karl Largerfeld Hotel)を合わせて客室・スイートルーム1900室を誇り、そのほかにイベント・祝い事用のウェディング・パビリオン、多目的ホール、エンターテインメント施設が含まれる。

SJMの2019年1月~6月期におけるゲーミング売上が0.7%減少し、マス向け市場での成長がVIP収益の25%減を埋め合わせ損なった。(AGB)