AGB Nippon
日本のオンラインギャンブルが静かに急成長
政界やメディアからの脚光を浴びることはないが、合法と違法が入り混じった形で日本は既にオンラインやモバイルのギャンブルの成長期に突入している。
公明党、IR推進の中心人物が去る
今週、IR整備とは関係ないところで新たな政治スキャンダルが起き、結果的に連立与党の公明党でカジノの合法化を表立って推進していた遠山清彦衆議院議員を失うことになった。間接的だが政府レベルでの日本IR産業の未来には打撃となるのは間違いない。
日本IRのプロセスが前進
様々な困難があっても、今年に入ってから日本のIR開発プロセスが再び前進しているのは明確である。4つの自治体が正式にIR誘致に手を挙げ、日に日に可能性が減りながらも、その他の自治体も誘致を仄めかしている。
横浜IR誘致の鍵を握る市長選
横浜の林文子市長は3ヶ月前の記者会見でIR誘致の是非を問う住民投票の結果を尊重する姿勢をみせた時、市長の言葉に重みがあると受け止めたことは間違いであった。市長のIR政策に対する執着を過小評価していたのかもしれない。
MGMのオンラインゲーミング参入と大阪IRへの影響
新型コロナウイルス(Covid-19)が全国的に流行しているなか、日本の政策立案者の多くが海外の動向に対する意識が薄いこともあり、一つ大きなニュースが注目されていない。しかし日本IRおよび大阪IRの未来にとって、最近のMGMリゾーツ(MGM Resorts)の動きは警鐘を鳴らす物である。
苫小牧市の終わりなき挑戦
北海道の鈴木直道知事にIR誘致を再度説得しようという新たな試みを見ると、苫小牧市にいつかIRが出来る日が来たとしたら、それは紛れもなく市政の粘り強さが理由になるであろう。