Website: http://www.sjmholdings.com/en
SJMホールディングスは1962年から2002年までの間マカオのカジノギャンブルを独占していた企業帝国と同類であり、旗艦店であるグランド・リスボア・ホテル(Grand Lisboa Hotel)をはじめとしたその他の多くの事業を通して大企業としての地位を維持し続けています。中心人物はスタンリー・ホー氏(Stanley Ho)ですが現在はかなり老齢であり、健康状態がいいとは言えません。SJMはマカオではどの競合他社よりも深く根をのばしていますが、かつて独占権を握っていた企業にしては他の市場への進出には積極的ではなかったようです。
SJMは日本市場にも関心を見せておりプレゼンテーションも行ってきましたが、積極的にIRライセンス入札を行う意向があるかどうかは不明です。
People

Ho, Pansy
姓: Ho(ホー)
名: Pansy(パンジー)
職種: 筆頭株主
紹介: SJMホールディングスの創設者で、数十年もの間マカオのカジノ事業を独占していたスタンレー・ホー氏(Stanley Ho)の娘。デイジー・ホー氏(Daisy Ho)とローレンス・ホー氏(Lawrence Ho)は同父母の兄妹にあたる。スタンレー・ホー氏の子孫の中では特に影響力を持つ権力者あり、父親の後継者になる可能性もある。シュンタク・ホールディングス(Shun Tak Holdings)、STDMおよびMGMマカオでは重役を務め、SJMホールディングスの支配権も狙っている。過去には組織犯罪との関与を疑われた経歴がある。

Leong, Angela
姓: Leong(リョン)
名: Angela(アンジェラ)
職種: 共同会長兼エグゼクティブ・ダイレクター
紹介: アンジェラ・リョン氏はSJMホールディングスの創設者スタンレー・ホー氏の4人目で最後の妻。同社では影響力の高い人物として知られ、パンジー・ホー氏の権力争いのライバルとなっている。SJMの共同会長兼エグゼクティブダイレクターを務め、同社の大株主であり、さらにマカオの立法審議会にも選出されている。

Ho, Daisy
姓: Ho(ホー)
名: Daisy(デイジー)
職種: 会長兼執行取締役
紹介: SJMホールディングス創業者であり、マカオでのギャンブル・カジノの独占権を数十年間保有していたスタンレー・ホー氏の娘である。デイジー氏は父の引退に伴い、2018年6月より同社の指揮を執っている。 彼女はまた、メルコリゾーツ&エンターテインメントの会長兼CEOであるローレンス・ホー氏の姉である。

So, Ambrose
姓: So(ソー)
名: Ambrose(アンブローズ)
職種: 副会長兼最高経営責任者
紹介: ソー氏は1976年にマカオのカジノ王スタンレー・ホーの下でゲーミング業界に入った。ホー氏の容態が悪化し始めた2009年、ソー氏はSJMの主要人物になり、戦略や管理などを総括するようになった。

Ho, Arnaldo
姓: Ho(ホー)
名: Arnaldo(アーナルド)
職種: 最高執行役員補佐
紹介: カジノ王スタンレー・ホー(Stanley Ho)とアンジェラ・リョン(Angela Leong)の息子であるアーナルドは、若さに関わらず大きな役割を与えられ、SJMホールディングスの国際的な顔として多くのプロジェクトに関わりを持っている。日本においてのIR競争でもSJMの代表としても活動している。

Ho, Stanley
姓: Ho(ホー)
名: Stanley(スタンリー)
職種: 名誉会長
紹介: 香港の何東族に生まれたスタンレー・ホー氏は、1962年にマカオのギャンブル事業の独占権を獲得し、その後40年間はホー一家が独占し続けた。2002年にギャンブル事業を競合他社に開けたが、ホー氏率いるSJM社は大手として君臨し続けた。近年はコタイ島に施設を建てるのがライバルより遅れたことにより市場シェアが減少傾向にある。2018年には96歳にして事業から引退した。娘のパンジー、デイジーや息子のローレンスなど子供たちがマカオの主要人物に育っている。
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