フィッチ 日本IRの売上高を6500億円とする


Fitch Asia Markets

フィッチ・レーティングスは日本におけるIR 建設の第1段階が約6550億円の収益を生み出すと予測。これは2025年までに1.6兆円に及ぶIR市場発展を予測した4月11日のモーガン・スタンレーの報告書と比べるとはるかに低い。

フィッチは次のように述べている:「最近のメディア報道によれば日本政府は大都市圏内でのライセンス獲得は一つのみとしていたが、フィッチは逆に2つあるいは3つのライセンスを想定していた。フィッチの6500億円の見積もりは約3400億円の収入をもたらすと思われる大都市圏の大規模IR と、各収入が約1550億円の遠隔リゾート地二箇所をあわせたものからきている。」

さらに「フィッチは規制による限られた許容範囲のことを考えれば、他のリゾート地と比較した上で日本の収益を見積もる手段こそが一人当たりの見積もり方法よりも理にかなったものだととらえている。」とも付け加えた。(AGB Nippon)