和歌山県知事 日本のカジノ立ち入り政策への意見を撤回


和歌山県知事の仁坂吉伸氏はマリナシティのカジノを地元の日本人らも利用出来る可能性があるいう意見を表明し、4月上旬のコメントを撤回する形となった。仁坂氏の考えの変化はこの一連の件に関する和歌山市長の尾花正啓氏との意見の食い違いから生じた模様。

仁坂氏はカジノは外国人だけに限定すべきであるという市長の見解に同意を示し、
「私が市長なら同じことを言う。市長は市民の安全性を考えないといけない」と述べている。

市長の反対に対し、仁坂氏は自身の現在の立ち位置を曖昧にしつつ「対策を徹底的に追求するが、日本人を入れるかどうかは簡単には結論が出ない」とも加えている。

IRライセンス入札を積極的に検討している地方自治体の中では和歌山のみがカジノを外国人観光客に限定することを提案。一部の国際事業者らはこのような条件下での投資には関心はないことを以前から警告している。(AGB Nippon)