ウィンのシェアホルダー、新たな経営者報酬パッケージに反対

ウィン・リゾーツ(Wynn Resorts)の株主の圧倒多数が、経営管理から提案された新たな経営者報酬パッケージに反対する姿勢を示した。

証券取引委員会の申告によると、株主の55,926,886人が反対、13,972,222人が賛成、186,538人が未回答という結果であった。

ウィン・リゾーツの株主による反対は、同社の共同創立者かつ最大の株主であるエレイン・ウィン氏 (Elaine Wynn)によって推進されていた。同氏は、前夫が性的違法行為の疑いで2月に強制解雇されて以降、役員の交代を訴えてきた。

ウィン氏は、「Say for Pay」(役員報酬に対する拘束力のない株主の投票権)の報酬パッケージに反対するよう呼び掛けている。また、役員としてジョン・J・ハーゲンブック氏(John Hagenbuch)の再選にも反対し、前夫に関連した元メンバーであるとしてハーゲンブック氏を非難した。今月始め、ハーゲンブック氏は圧力を受け、再選を辞退した。(AGB)