フィリピン検察、岡田和生への告訴を取り下げ

フィリピンのパラニャーケ市とマカティ市の検察庁は、岡田和生氏に対してすべての告訴を取り下げた。

岡田氏はユニバーサル・エンターテイメントの前会長であり、同社傘下のタイガー・リゾーツ&エンターテイメントはマニラのエンターテイメントシティでオカダマニラIRを運営している。

タイガー・リゾーツは、オカダマニラにLED照明を供給する700万ドル(約7億5000万円)の契約を、岡田氏が自ら保有する会社であるアルゼ・フィリピン・マニュファクチュアリングに授与したなど、告発をした。

タイガー・リゾーツはソーシャル・メディアに流出された今回の検察側の決定を非難し、関連する検察官の解任を求めた。

同社はさらに異議申し立てでは「岡田被告に対する告訴が取り下げられたとする決議が流出したされており、正式に発表されていないにもかかわらず、岡田氏の付き添い人であるクロエ・キム氏(Chloe Kim)のフェースブックとインスタグラムのアカウントには決議資料が不法に掲載されている。」とコメントした。(AGB)