SJMのグランド・リスボア・パレス、 開館日を2019年第1四半期に変更

SJMは、マカオのコタイにあるグランド・リスボア・パレスの開業日を2019年第1四半期に延期したことを表明した。当初、このリゾートは2018年後半に建設を終了する予定でいたが、去年発生した火災と現場事故などにより延期は大方の予想どおりである。

SJMグループの取締役であるアンジェラ・レオン氏(Angela Leong)はまた、中国が海南地域でのゲーミング活動を許可した場合、マカオのゲーム産業には競争力を維持する必要があると警告した。

「ゲーミングや観光に焦点を当てるのではなく、経済発展の全体的な見通しに焦点を当てる必要がある」とレオン氏は語った。「海南への理解を深めることにより、マカオの多くの産業が恩恵を受けることができると信じている。結局のところ、海南島のゲーミング産業に対する開放はマカオの人々の競争力を維持するための刺激となる」 と付け加えた。(AGB)