マカオのギャラクシー、IR施設内にフランスの有名ビストロがオープン

ギャラクシー・エンターテイメント(Galaxy Entertainment)は、モナコのカジノ運営者であるソシエテ・デ・バン・ド・メール(Societe des Bains de Mer)との提携の一環として、フランスのビストロ・ブランドをギャラクシー・マカオ・リゾートに配置し、マカオの料理のレパートリーの開発を行っている。

同社は、日本でのライセンス入札を行うためにソシエテ・デ・バン・ド・メールと既に連携していた。

有名ビストロであるカフェ・ド・パリ(Café de Paris)にとっては初のアジア進出となる。このアジア進出では、幅広いフランスとアジアのスペシャルメニューを提供すると同時に、伝統的なフランスのカフェの感覚を体験出来ることを約束している。

ギャラクシー・マカオのホスピタリティの副会長のロジャー・リエンハード氏(Roger Lienhard)は、「モナコからマカオまで世界で最も有名なホスピタリティ・ブランドのひとつの主力カフェを導入することで、地元の人々や観光客は、ギャラクシーの豊富なカフェの選択肢しに更に満足していただけます」とプレスリリースで話した。

同カフェは揚州チャーハンなどアジア料理と、イガイの白ワイン煮やトラウト・ムニエル(trout meuniere)など伝統的なビストロ料理も提供することになる。

マカオは美食の中心としての地位も高めつつあり、世界で最も名高いシェフや、幅広い飲食料品の選択肢を観光客に提供している。

SJMホールディングスのグランド・リスボア(Grand Lisboa)は合計で7つのミシュランスターを獲得している。さらに、ウィン・マカオ(Wynn Macau)では人気が急上昇したホットスポットとして知られるミズミ(Mizumi)は、シェ・ドゥーヴル(chef d’oeuvre)の寿司職人である嶋宮勤氏と弟子の寿司職人の藤川英樹氏のもと、2017年に突如ミシュランの2スターランキングを獲得した。(AGB)