大阪府松井知事、万国博覧会入札の推進にヨーロッパへと発つ

大阪の夢州での2025年万国博覧会の開催を奨励すべく知事の松井一郎氏は議論が起きる中、台風の被害が色濃く残る大阪を後にし一週間のヨーロッパの旅へと向かった。

関西国際空港での深刻な被害のため、愛知県常滑市の中部国際空港からの出発を余儀なくされた。

「この時点で訪問をキャンセルすれば、都市として脆弱だと思われる。災害の被害を最低限に抑える力があることを伝えたい」と松井氏は語る。

結果に影響を与えるであろうと予想している松井氏はハンガリー、デンマーク、イタリアを訪問し、大阪での万博博覧会開催に向けてこれらの国からの支援を呼びかける予定。帰国は16日とされている。

残る大阪のライバルはロシアのエカテリンブルクとアゼルバイジャンのバクーである。以前はパリも参戦していたものの結果として撤退し、それにより大阪が先頭に立つようになった。

大阪府と市庁は2024年に夢州IRを開き、翌年にはそのすぐ隣にて万国博覧会を開催するよう強く主張してきた。

2025年万国博覧会の開催都市は今年の11月、博覧会国際事務局により決定される予定。(AGB Nippon)