パラダイス・シティ、開発計画のフェーズ1を完了

パラダイス・セガサミー(Paradise SegaSammy)は、9月21日にパラダイス・シティ(Paradise City)にエンターテイメントを主眼に置く新しい施設をオープンさせると伝えた。これにより、開発計画のフェーズ1が完了するという。

パラダイス・シティは、アートを主要なテーマとする2017年4月にオープンした韓国初の統合型リゾート(IR)である。

仁川(インチョン)国際空港の近くに位置するこの施設は、韓国のパラダイス社(Paradise Co.)と日本のセガサミー(Sega Sammy)の合弁事業として建設されている。

フェーズ1と2を分けて開発されているこの施設は、11万平方メートルの敷地面積を有し、ブティック・ホテルのアート・パラディーゾ(Art Paradiso)、上質は温泉のシマー(Cimer)、北東アジアで最大級の規模を誇るクラブであるクローマ(Chroma)、アート・ギャラリーのパラダイス・アート・スペース(Paradise Art Space)、イベント型ショッピング・モールのプラザ(Plaza)、最新鋭の映画スタジオのスタジオ・パラダイス(Studio Paradise)、屋内の家族向け娯楽施設のワンダーボックス(Wonderbox)などで構成されている。

「フェーズ1-2としてこの施設が開発され、オープンすることで、開発計画のフェーズ1が完了し、ヒーリングと娯楽が1つの場所で楽しめる本格的なアートテインメント・リゾートとしてのパラダイス・シティ(Paradise City)が完成したことになります」と、パラダイス・セガサミーは伝えている。

同社によると、今年の8月までの段階でカジノ収益が約20%伸びた。

また、中国と韓国の政治的ないさかいが韓国の外国人専用カジノの売り上げに多大な影響を及ぼした昨年以来、急激な回復を示しているという。

テーブル・ゲームは年初来、19.9%の伸びを示し、スロットの収益が16.9%上昇した。8月だけに目を向けると、収益は2%落ち込んだが、これはスロットの売り上げが13%落ち込んだことが大きな原因となっている。(AGB)