香港、珠海、マカオを繋ぐ橋が遂に開通、オペレーターも歓迎

マカオのいくつかのオペレーターは水曜日、香港、マカオ、そして珠海(チューハイ)を結ぶ新しい橋をめぐる初めてのツアーを行った。この橋の誕生により、カジノ施設の主要拠点であるマカオへのアクセス性が飛躍的に高まると見込まれている。

サンズ・チャイナ(Sands China)は、世界最長の海上橋を経由して、午前11時に香港から到着したバス数台の乗客たちのために、ザ・パリジャン・マカオ(The Parisian Macau)で歓迎パーティを開催した。

「この巨大な橋の竣工は、境界線を超えた統合を象徴するもう一つの画期的な出来事だといえるでしょう。この橋の誕生により、香港、珠海、およびマカオの間の交通にかかる時間が大きく短縮されますが、これは広東省、香港、マカオにまたがる大きな湾岸地域に『1時間で移動可能な上質の生活圏』の誕生に寄与することになるでしょう」と、サンズ・チャイナのウィルフレッド・ウォン(Wilfred Wong)社長は語る。

ギャラクシー・エンターテインメントは、コタイ・ストリップ(マカオ)と香港のエレメンツ(Elements)というショッピング・モールの間で開通したHKMOエクスプレス・シャトル(HKMO Express Shuttle)の最初の運行を記念したイベントを開催した。

到着した顧客や乗客には、記念の旅行セットが贈られた。

HKMOエクスプレスは毎日、午前7:00から午前4:30まで運行される。

この橋は、アジアの代表的なハブ空港の一つである香港の国際空港へのアクセス性を高めることから、マカオに大変革をもたらす可能性があると複数のアナリストは解説している。(AGB)