日経IRフォーラム、大勢を引き付ける

東京で開催された日本経済新聞のIRフォーラムには過度の申請により参加を却下されてしまった多くの参加希望者をよそに600人以上のゲストが集まった。先週の水曜日に終日行われたこの活動的なイベントには政府職員やIR運営者、また分析家等が集まった。

メインステージからは新たな啓示はさほどなかったものの日経IRフォーラムは7月のIR実施法の成立以来、日本におけるIR業界の成長力と勢いを象徴する存在となっていた。日本の実業家らの輪も広がっており、プロセスが進むにつれ各自がどのような役割を果たせるかについて考え始めている模様。

イベントに参加していた政治家はIRの常連とも呼ぶべき国際観光産業振興議員連盟会長の細田博之氏と新事務局長である萩生田光一氏、さらに公明党でも最も熱心なIR支持者である遠山清彦氏という顔ぶれだった。

国際IRオペレーターの代表者としてステージに登場したのはギャラクシーのフランシス・ルイ氏(Francis Lui)、メルコのローレンス・ホー氏(Lawrence Ho)、MGMのジェーソン・ハイランド(Jason Hyland)、シーザーズのウィリアム・シェン氏(William Shen)、そしてウィンのキース・ヘンリー氏(Keith Henry)の面々だった。セガサミーの里見治紀氏は日本のIRオペレーターを代表しての登場だった。

また関心を示す地方政府の代表者ら日本のビジネスリーダー達、また他の業界分析家達も参加していた。(AGB Nippon)