ローレンス・ホー、日本のIR「プライスレス」

Laurence Ho

ブルームバーグテレビジョン(Bloomberg Television)のインタビューで、日本のIRライセンスを目指すメルコリゾーツ&エンターテインメントの会長兼最高経営責任者であるローレンス・ホー氏 (Lawrence Ho)は、「メルコにとってこの機会はプライスレスなものであり、なんとしても入札に勝ちたいと思っている」と語った。

ホー氏は、2025年国際博覧会までに大阪でのIRを一刻も早く現実させるように、日本の当局が可能な限り力を尽くすことへの期待を明らかにし、「来年半ばに本格的なカジノリゾート入札プロセスが始まる可能性がある」と述べた。

メルコが成功的なパートナーシップを何度も築き上げてきた経歴を強調したが、日本のコンソーシアムパートナーについては具体的なことを述べず、「日本でのIR開発計画には10年以上関わっている。その間、不動産、建設、運送、金融など様々な業界で多数のパートナー候補を見つけている」とだけコメントを残した。

また、ホー氏が考えるには、すべての正式な決定事項は経済的懸念に必ず影響されることはなく、「結局、このようなライセンスにはある程度の政治がどうしても関わってくるので、ゲーム理論がよく出てくる」とのこと。

「日本では世界最高のIRを作りたい」と最後に述べた。(AGB Nippon)