SJMの新IR、ライバルと異なるサービスで勝負

SJMホールディングスのエグゼクティブ・ダイレクターであるアンジェラ・リョン氏(Angela Leong)は先週、同社がマカオのコタイ地区に参入する最後のマカオゲーミング事業者であることに関して地元メディアにコメントした。今年オープン予定のグランド・リスボア・パレス(Grand Lisboa Palace)では他のコタイ地域オペレーターと異なるサービス内容を心掛けている模様。

「新しいホテルとサービスに加え、有名なレストランなどで観光客を多く呼び寄せるものがあります。マカオのイメージにも好影響をもたらすと思います。コタイ地区で既にあるものを真似てはいかません。最後に参入するからには新しい内容を試します」とリョン氏は説明した。

スケジュールに関してリョン氏は、いくつかの問題を抱えている状況であるため予測するのは難しいと語った。

アナリストは2019年後半のオープンを予想している。

また、旧正月期間中に入院していたスタンレー・ホー氏(Stanley Ho)については、容態は悪化している報道を否定し、リョン氏同様に健康体であることを強調した。(AGB)