メルコ、プラスチック汚染を減らす取り組みを発表

メルコリゾーツ&エンターテインメント(Melco Resorts & Entertainment)は、エレン・マッカーサー財団が率いる「新プラスチック経済グローバル・コミットメント」(New Plastics Economy Global Commitment)に参加する「世界初で唯一のホスピタリティーグループおよびIR事業者」となることを発表した。

コミットメントの参加者として、メルコは全従業員エリアにおいての使い切りペットボトルを廃止し、2020年末までに、ゲストエリアにもこの取り組みを拡張する予定でいる。また、プラスチック汚染に対する取り組みにおける同社の進捗状況の年次データを公表し、目標指数を18か月ごとに見直す。

メルコ会長兼最高経営責任者のローレンス・ホー氏(Lawrence Ho)は、「当社ではプラスチック汚染を地球規模の 課題であると認識しており、本件を当社のサステナビリティに関する取り組みの最前線に位置付け、問題のあるプラスチックの 廃絶に努めてまいります。統合型リゾートの主要事業者として、また責任ある企業市民として、マカオおよびその他において、 当社周辺のコミュニティーが直面する主要な環境上の脅威の一部について解消すべく協力することで、具体的行動を起こす ことは当社の義務であります。次世代のために、より良い状態で環境を残す必要があると当社は考えており、メルコはその一 部を担うべく全面的にコミットします」 と述べた。

この取り組みは日本の公共政策とうまく調和しており、国内でもここ数カ月の間、プラスチック汚染の問題をより深く考え始めている。一人当たりの規模では、日本は世界でもプラスチック汚染が多い国である。(AGB Nippon)