ダイナム、ビデオ・スロットの共同開発へ

全国でもっとも多くパチンコ・ホールの店舗を展開している株式会社ダイナムとシンガポールを拠点とするゲーミング機器メーカーのウェイケ・ゲーミング・テクノロジー(Weike Gaming Technology)は、新規のビデオ・スロット機の共同開発を明らかにした。

去年の9月に締結した共同開発契約によると、ダイナムはパチンコの要素を取り入れたソフトウェアの開発を担当し、ウェイケはハードウェアの開発を行うことになっている。

ダイナムが香港証券取引所への報告では、BMMテストラボ(BMM Testlabs)が新規ビデオ・スロット機のコンプライアンス基準に対する適合を確認したことと、マカオ・ゲーミング検査調整局(Gaming Inspection and Coordination Bureau = DICJ)に認可を申請していることが明らかになった。

認可を取得した場合、新規ビデオ・スロット機はマカオのカジノへ販売することが可能となる。

上記の報告では、ダイナムは「1人でも多くのカジノユーザーに日常の娯楽であるパチンコの魅力を知って頂けるように取り組む」と述べている。(AGB Nippon)