コナミ・ゲーミングがカジノ・マネジメント・システムにAI技術を導入

コナミ・ゲーミングは、カリフォルニア州バークレー市を拠点とするゲーミング・アナリティクス.AI社(GamingAnalytics.AI)と提携し、コナミが提供するカジノ・マネジメント・システム「Synkros(シンクロス)」にゲーミング・アナリティクス.AI社のAI技術を導入することを決定した。この提携は、Synkrosを利用する世界中の顧客に分析プラットフォームを提供することが目的だ。

コナミ・ゲーミングのグローバル・システム営業担当副社長であるジェイ・バーシ氏(Jay Bertsch)は、「Synkrosを利用しているカジノ事業者は、 既存のデータを使用して、運用の収益性を高めることができます。私たちは、お客様とカジノ業界全体の利益向上を目指し両社の持つ評価の高い技術を集結させるこの機会に、非常に興奮しています。」と述べている。

ゲーミング・アナリティクス.AI社の分析プラットフォームは、スロットマシンの推奨を行うほか、プレイヤーの行動を予測し、プレイヤー・エクスペリエンスを向上させるための行動を明らかにすることが可能となっている。

Synkrosは、コナミ・カジノ・マネジメント・システムの改良版として、2012年に初めて導入されている。(AGB Nippon)