静岡市、IR招致の可能性が消える

静岡市の日本平にIRが誘致される可能性が提案されてからわずかの6週間で泡と消えた。IR誘致を推していた天野進吾氏は、7日の市長選で落選。

現職の田辺信宏市長に惜敗した天野氏だが、投票の38.5%を占め、3人中2位と善戦した。静岡市住民の大半がIR誘致による経済復興を狙った旧市長の再選を拒否する結果となった。

積極的にIR入札を図っている牧之原市にとって、静岡市がIR誘致競争から下りたことで同県内のライバルがいなくなり、選挙の結果は朗報となる可能性がある。(AGB Nippon)