ブルームベリー、2019年第1四半期の純利益が40%減

マニラのソレア・リゾート&カジノ(Solaire Resort & Casino)を経営するブルームベリー・リゾーツ(Bloomberry Resorts)は、第一四半期の連結純収益が22憶ペソ(約47億円)を記録し、40%下落したと発表した。主に外国為替差益の減少、支払利子の上昇およびゲーミング収益が原因となっている。また、ゲーミング事業による粗利益は1%減の136憶ペソ(約288億円)となった。

マス市場のテーブルゲームおよび電子ゲーミング機による収益はそれぞれ23%と9%上昇したが、VIPの収益が16%減したことにより相殺された。ゲーミング以外の収益は前年同期比で25%増を記録した。

ブルームベリーの会長兼最高経営責任者のエンリケ・ラソン氏(Enrique Razon Jr.)は「2019年の始まりは堅実な結果を残せました。純収入とEBITDAは高利益率のマスゲーミング市場に牽引され、顧客の満足体験に対するイノベーションと関与性を高めるプログラムは顧客基盤のデータベースの充実に繋がっています」と前向きに結果を捉えていた。(AGB)